羽田空港のIT戦略

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羽田空港は、NTT、パナソニックなどと共同で、最先端のIT技術を使用した訪日外国人向けの実証実験を行っています。
2020年の東京オリンピックに向けて、多くの外国人が訪れるだろうとのことで、ITを活用して外国人が日本に来て困ることを改善して、よりおもてなしをして満足度を高めようという取り組みを、2015年から実施しています。

そこで活用されている技術が大変興味深く、普段は金融のエンジニアである私も惹かれる内容でしたのでご紹介させていただきます。

主な取り組み5種類


今回実証実験を行う取り組みは主に以下の5種類となります。
「空港内のものを写真認識して情報を表示する」、「保安検査の行列を定期的に撮影し、行列の長さから待ち時間を検出して表示する」、「トイレ等のガイダンス音声を、周りの騒がしさに左右されずに聞き取りやすくする」、「光IDを利用して、スマートフォンを看板にかざして情報を表示する」、「電動車いすを自動で動かして、目的の場所まで運ぶ。貸出場所まで戻す」というものになります。
参考:NTT持株会社ニュースリリース 空港の情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験を開始- 日本の玄関を起点とした世界最高のおもてなしに向けたショーケース –

いずれも新しい技術が使われているとのことで、大変興味深いシステムの活用方法だと思います。
これらが正常に動作するのであれば、色々な分野に活用出来て便利な生活になると思います。
上記の中でも特に私が気になった二つがあります。

写真認識から情報を表示


これはNTTが作成しているシステムです。
空港内の看板やメニュー等の写真をスマートフォンで撮ることで、看板の表わす意味を利用者に合わせた(様々な)言語で表示できるというものになります。
しかも、撮影を正面で綺麗に撮らなかったとしても、きちんと認識してくれたり、画像学習が1つのものにつき3種類だけでよいとのことです。

現在有名な画像認識ソフト(API)としては、GoogleのCloud Vision、IBM WatsonのVisual Recognition、MicrosoftのProject Oxfordなどがあります。
それらのAPIもなかなか良い精度だと聞きますが、画像学習を何枚も行わなければならず大変という印象です。

しかし、今回の画像認識は精度が高く画像学習も少なく済むとのことで、大変使い勝手の良いものなのではないでしょうか?
是非この機能を空港だけでなく様々な場所や状況で活用してもらいたいと思います。

電動車いすを自動で動かす


こちらはパナソニックが作成しているシステムです。
Bluetooth®ビーコンを活用して、天井等に設置したビーコンが位置情報を、センサー等が搭載された車いすに発信して、自動で動かすというものです。
この仕組みを活用すれば、室内での道案内や店頭でのスマホと連携して何かしたり等、色々と面白いことが出来ると思いました。
(すでに活用している企業もいくつかあるみたいですが)

また車いす側もIoTが活用されているとのことですので、新しい技術同士が組み合わさって大変面白く便利なシステムが出来ているなぁという印象です。

というようなものが今回の取り組みの内容とのことです。
ここまで大規模でかつ最先端技術が多数使われている取り組みは珍しいと思ったので興味を持てました。
まだまだ知らない技術が多数あることがわかりますし、それらの技術が今後より活用されて便利になっていくのだろうと思いました。
私もweb技術の勉強だけでなく、様々な最先端の技術についても興味をもって勉強したいと思います。

以上、簡単ではございますが、羽田空港の大規模な実証実験についての所感となります。
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