オフショア開発について

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私は現在webアプリケーション保守を行っています。
開発は、元請け企業・パートナー会社・オフショア会社の体制で行っております。

オフショア開発について

各体制の開発時の役割について


  1. 元請け企業は、プロジェクト管理、要件定義工程(顧客折衝)、対応方針の確定、外部設計・総合テストのレビューが主な担当です。
  2. パートナー会社(私の会社)は、要件定義工程(元請け企業フォロー)、対応方針の確定、外部設計~詳細設計のレビュー、CD/UTレビュー(あまりやっている人はいない)、結合テストのレビュー、総合テストのテスト観点作成、総合テストのテストシナリオ~実施結果のレビュー
  3. オフショア会社は、既存システムの調査、外部設計~詳細設計、CD/UT、結合テストのケース作成~実施、総合テストのシナリオ作成~実施

この通り、ほとんどの作業がオフショアにて実施いただいていることがわかります。

オフショアの優秀さ



オフショアのイメージはどういったものでしょうか?

私が今の現場に来る前に持っていたオフショアのイメージは、
「日本語が通じないだろうなぁ。」「スケジュールとかおおざっぱで遅れそうだなぁ」とネガティブなイメージでした。

実際に開発を一緒に行うと、確かに日本語の微妙な表現部分ではこちらの意図が伝わりにくかったり、こちら側のミスで少し対応が遅くなってしまうと、スケジュールを取り戻そうとは対応してくれなかったりする人もいます。

しかし、それはあくまである特定個人や会社によるもので、多くはこちらの意図を組みとってくださり、スケジュールも予定通り(むしろ早い時もある)対応してくださり、あちら側から対応方針を提案してくださったりと、当初のイメージとは大きく離れていました。

オフショアだから融通が利かないではなく、日本と同じように会社や個人によって出来る人、出来ない人がいることがよくわかりました。

開発スキルについては、実際にCDを行うのはオフショア会社なので、
元請け企業、パートナーよりもシステム内部について理解していて大変優秀です。

パートナー企業にとってのオフショア


これは私が1年この現場で働いておかしいと思っている点が2点ほどあります。

①パートナーのオフショア軽視
パートナー企業がオフショアを軽視していると感じています。
特に私のチームのマネージャーですが、オフショアになんでも作業を任せようとしています。
「オフショアは大人数で働いているから作業ふってやらせろ」という趣旨の発言をします。
オフショアにとっての本来のお客様は元請け企業であり、パートナー企業の言うことを聞く必要もないため、下に見ているのは私は許せません。
かつ、オフショアはコーディングしか出来ないと考えているようですが、先に記載した通り、設計~テストまでとても高水準で対応してくださいます。
そこを理解しないと、今後困ったことがあった際に何か起こるのではと考えています。
※マネージャーについてはまた別の機会に書きますが、そもそも中国人を軽視しているようで、あのようなマネージャーには絶対ならないと心に決めています。

②パートナーの技術力がつかない
先に記載した通りほとんどの作業がオフショアで、パートナー企業はレビューがメインのため、いつまでたっても技術を覚えようとしない人がいます。
レビューはしっかりと技術を理解している人がするべきと私は考えますが、みんながその認識ではないらしく、レビューは誤字脱字や表現の仕方ばかりにこだわっている人が多いように感じます。
確かに設計書の誤字脱字を修正したり、単語の統一などは保守性のためにも必要かと思います。
しかし、そこばかり注目して、本質的なロジック部分を理解していないのは品質が低いままだと私は考えます。
おそらく上記は私の職場だけでなく、日本の他のSierでも似た状況になっているのだと思いますが、オフショアに任せたままにするだけでなく、自分達も理解していくことが重要だと考えます。

まとめ


オフショアの活用した開発は、IT技術者が足りないと言われている日本にとって重要なビジネスだと考えます。
最近のオフショアは(私は最近しかわかりませんが)、日本語力も十分にあり、開発力も下手なSierよりも優秀で、悪いところがほとんどないと言っても良いのでは?と考えます。
しかしオフショアを活用している日本企業側が、私の現場のように技術を学ばなくなっていく状況は、会社にとって大きな損失なのではないでしょうか?(特に2次請けSier)
オフショアに作業を依頼しつつも、ITスキルについては日々学んでいき、かつ、オフショアが作成したシステムを、レビューを行っていく中で、貪欲に吸収していくことが、今後私が行うべき重要なタスクだと思っています。

技術力を身につけつつ、オフショアとの開発方法も学んでいくことで、今後新しい技術や流行についていけるエンジニアとして、市場価値を高めるために、今後も業務をしていきます。
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